2024年11月3日(文化の日)、神奈川県立辻堂海浜公園にて行われた「湘南キッズデイ2024~ALWAYS SHONAN SAIKO!」のレポートです。
このイベントのコンセプトは、「“湘南最高!を次世代に残し、繋ぐ”をミッションに、湘南の素晴らしさを次世代を担う子どもたちへ残すべく、いま、大人ができるアクションを実行しよう。そのためには大人が楽しんでいる姿を見せることが一番。そして、子どもと思い切り触れあい、心の底から“湘南最高”と言える文化を創造すること。」です。
会場は「まなぶ」「あそぶ」「つくる」「たべる」「であう」の5カテゴリーに分かれ、子どもたちの知的好奇心を満たす魅力的なコンテンツが盛りだくさん。
次世代を担う子供たちへ何を伝えられるのか? 私たちが生業としている「建築の力」でできる一歩をこのイベントに集まる大人たちと共に実行しよう!との思いで参加させていただきました。
私たちは建築現場で出た木材の端材を再利用した木工製作「もくもくハウス」を作るこどもワークショップでの参加となりました。
素材に触れることやものづくりをすることで、自然界へと循環する自然素材の魅力を子供たちに感じてもらえたら嬉しいですね。まずは、木平とエリイでサンプルを制作。
様々な素材の端材達を組み合わせて「もくもくハウス」のお香立てを作ります。
タイルのサンプルを敷地(土地)に見立てて、“自分が家を建てるならこんな家に住みたい”を想像しながら、タイルの上に木材の端材をレイアウトしていきます。
カラフルなペンやマスキングテープで、外観の仕上げをしていきます。
完成したキッズたちの「もくもくハウス」は、個性溢れる作品ばかりです。創作に費やす時間も、大きさもフォルムも、カラーバリエーションも、ひとりひとりの感性が滲み出ていますね。
近隣にお住まいでいつも大変お世話になっている設備屋さんの中井さんと息子さんも参加していただきました!豪邸の完成です、笑。
また、住宅等の建築現場で出た端材の無償提供をすることで「サステナブル・ウッド・プロジェクト」にも参画できました。
今回のイベントを終えて振り返り、参加してくれた子供達同士の交流が見ていてほのぼのとする場面が非常に多かったなーという印象が強かったです。道具を貸し借りしたり、大きいキッズが小さいキッズの手伝いを自然としていたり、すぐに仲良くなる術をナチュラルに持っていたりと、湘南キッズの社交性はおおらかな暮らしと豊かな環境が大きく影響しているように感じるイベントとなりました。参加してくれたキッズ達みんなが本当に可愛くてまたどこかのイベントで会えたら嬉しいです。みんなありがとう!!!(m.t)