【現場いろいろストーリー】2024.9-夏休みワークショップat葉山

今回は、先日レポートした「こどものためのリノベーション」の続編で、ロフトの最終仕上げの工程を夏休みの思い出づくりとしてお施主様のお子様達と一緒にワークショップを行いました。

2日間のワークショップ初日は、ロフト床のオイル塗装の作業です。まずは床の養生からスタート!マスキングテープを丁寧に巾木に貼っていきます。

養生がぐるりと一周終わったら次は塗装です。今回使用したものは自然の植物油由来の木材保護塗料「オスモカラー」のクリアオイル。

さて、いよいよ塗りの作業です。壁際の塗り難い箇所は小さな刷毛で丁寧に塗っていきます。

壁際が塗れたら今度は大きなコテバケで大胆に!こうして無垢のフローリングに浸透させることで木の表面と内側を保護します。

さてワークショップ2日目は、天井と壁のペンキ塗装の作業です。いつもお世話になっている塗装職人の吉住さん指導のもと、材料の下準備をしっかりと行います。

不純物やダマ(ゴミやカス)が残っていると仕上がりに悪影響を及ぼすので、この漉す作業はとても大切な工程の一つです。

こうして材料が仕込めたら準備完了です。

並行して室内ではマスキングテープとマスカーでの養生作業が進められています。

天壁のペンキ塗装なので、ロフトからリビングに塗料が飛ばないように、ロフトの外周をぐるっと養生していきます。

最初は天井から、まずは1度塗りのスタートです。

 天井は壁よりも塗り難いですが、お姉ちゃんもだんだん慣れてきたのでひとりで頑張りました。

次は弟くんの出番です。今日のワークショップをとても楽しみに待っていてくれました。

天井が完成したので次は壁に進みます。弟くんもかなり上手に塗れています!

そして午前中に1度塗りが無事に終わり、お昼休憩の間に乾かしてから午後からは2度塗り作業です。そろそろ完成に近づいてきたので、全体的に整えていきます。

そして最後の仕上げはエリイにお任せ!ロフト入口の開口部を塗りながら、、そこを触らないように道具を下ろしながら、、ハシゴを降りてくる難題を見事にクリア!こうして無事にロフトの塗装が完成しました。

今回は小さい空間でしたが、自分たち(お子様)で塗る(つくる)ことで愛着も湧きますし、何よりたくさんの職人さんが関わって家がつくられている事をお子様たちに知って欲しかった、と語るお施主様の想いにグッときました。ワークショップだけでなく、顔を出す度にいつも明るく迎え入れてくださるお施主様のパワーに、私たちスタッフも大工も元気とパワーをいただける楽しい現場でした。K様、本当にありがとうございました!

出来上がりは今後のWORKSにてアップしていきますのでぜひチェックしてみてください。お楽しみに!(m.t)