【左官】2021.1-子どもワークショプを振り返って

2019年10月26日に行われた子どもワークショップ「大三島どろんこハウスをつくろう!」について、改めて書いていこうと思います。

昨年末、「大三島 素泊り茶房 トマリギ」の一年点検に高橋と同行し私は初めて大三島に行き、その時に、私達のプロジェクトに携わって下さったたくさんの方々にお会いすることが出来ました。私にとって、今まで写真でしか得られなかった情報(建築物など)が、当たり前ですがリアルなものとして目の前に実在し、それに纏わる当時の話を懐かしく話す高橋と島の方々との会話を聞いて、とても素敵な関係だなとしみじみ感じるひと時でした。

この日はギリギリ日が落ちる前に大三島に到着し、今治市伊東豊雄建築ミュージアムにも立ち寄ることが出来ました。スタッフの方に当時の話をいろいろ聞かせて頂く機会にも恵まれました。当時高橋が講師として携わった左官のワークショップを行った場所での会話は弾み、二人の話を聞いて改めて左官の面白さと魅力に気づかされました。そして、楽しい会話も終わる頃にはすっかり辺りは真っ暗に。最後、スタッフの方に見送られながら“イノシシ”には気をつけてくださいね!と言われ、身が引き締まる思いで車を走らせたことが思い出されます。

さて、話は冒頭に戻りますが、そもそも子どもワークショップは、かつて最も身近で今は最も遠い建材になってしまった「土」に触れてもらう事を目的に行われました。子供達には土の特徴でもある自由でおおらかな物づくりを体験してもらう中で、様々なことを感じて欲しい、と考える高橋。

土はとても自由で工夫することで色んな形にすることができる、それが土の面白さ。そして、子どもたちはそれぞれに工夫しながら制作し、色んな塗り方に挑戦しました。

詳しくは今治市伊東豊雄建築ミュージアムのホームページ「大三島どろんこハウスをつくろう」で、担当されたスタッフの方がブログを書いていますので、そちらもチェックしてみてください。企画をはじめ、携わって下さった皆さま、今治市の元気な子供達、本当にありがとうございました。私たちも大三島で経験したことを、地元葉山や三浦の地域の子供達と共有していきたいと思っています。今のご時世、なかなかワークショップなどのイベントも開催するには難しい状況ですが、いつか皆さまとできる日が来るのを楽しみにしています。(m.t)

Photo : 吉野かぁこ(大三島どろんこハウスをつくろう2019.10.26)