森の中の家
文筆家、文化芸術プロデューサーなど多岐にわたる肩書を持つ浦久俊彦氏が、自身の拠点としてご両親と一緒に都内から移住し二世帯で暮らすために建てた「森の中の家」。外壁には焼杉を採用し、周囲の環境に馴染みながらも存在感のある佇まいとした。
寒冷地での快適な暮らしを実現するため、断熱材にはセルロースファイバーを用い、開口部には高性能なトリプル樹脂サッシを採用。厳しい気候条件の中でも安定した室内環境が保たれている。
内装はホテルライクな設えをテーマに、素材やディテールを厳選。造作キッチンの天板とダイニングテーブルには同じ大判タイルを用い、空間に統一感と上質さをもたらした。アクセントウォールに採用したSOLIDOは無機質な素材感の中に陰影とリズムを加えた。
LDKは東・西・南の開口部に加え、吹き抜けからも光を取り込み、時間帯によって異なる自然光を楽しめる明るく開放的な空間に。リビングとダイニングの間に階段を配置することで、回遊性のある動線を確保しながら、それぞれの領域が程よく独立する構成としている。
所在地:軽井沢
竣工年:2025年
用途:住宅
構造:木造
建築面積 :162.05㎡
延床面積 :257.05㎡
Photo: Akihiro Furuya