葉山リノベーション
ゆったりとした敷地と綺麗に手入れされた広いお庭が特徴的な葉山の住宅リノベーション。
お子様の成長に合わせて11畳の子供部屋を2部屋にしたいとの要望で、廊下との間にあった間仕切りのフルハイト引き戸を撤去し、廊下と子供部屋の新規間仕切りとして型ガラスのガラス戸と本棚、また、片引き戸を新設しました。
さらに子供部屋を区切る壁の端には、連絡通路として既存のフルハイト引き戸を一枚再利用し、それ以外は一つ一つ造作で設えています。
また、リビングのエアコンの目隠しとしてのルーバーと、キッチン横の足元収納と上吊りの引き戸も新設しました。既存インテリアの雰囲気を残しながら、再利用するものと新しくつくるものが空間に馴染むように全体の仕上がりを工夫しています。
外部に関しては、造園や植物に携わるお仕事をされている奥様がご自身で植栽された庭の一角に、アアルトのイメージを参考に広葉樹の木柵を新たに設え、隣接するGalleryとの境界をゆるく分けて優しい印象の柵となりました。
葉山リノベーション
所在地：神奈川県三浦郡葉山町
竣工年：2023年
用途：住宅
構造：木造
仕上
外部–
木製柵：北海道産栗材
内部–
床：既存のまま
壁：塗装パーフェクトウォール
壁下地P.Bt＝12.5
木下地仕上げ左官塗料
天井：既存のまま
１階–
収納扉・ルーバー： シナフラッシュ両開き戸
2階–
建具：ベリティス/間仕切りは既存引き戸の再利用
ガラス戸：スプルス材框組み・AEP塗装
本棚：シナ合板・APE塗装
Photo：Akihiro Furuya
