uka store DAIMARU SHINSAIBASHI
心斎橋大丸百貨店の出入り口目の前の細長いこの店舗は、買い物客と通り抜け客の両方が多く行き交う通路に面する立地。入り口入ってすぐに設置した大型サイネージとディスプレイボックスをポールに取り付けることで歩行者の視線をキャッチし店内へ誘導する設計に。
小さい店舗ながらインパクトがある壁はグレーピンクの左官で統一。ポイントで棚板や什器に磨いた無垢のステンレス板を使い素材の強さを表現し、暖色と直線的な形状をミックスした空間を作ることでユニセックスな店舗作りを目指しました。
壁に沿って置かれたスチールのディスプレイ什器は天板にガラス&間接照明を用い、引き出し中のディスプレイを除きこめる仕様になっていて、一つ一つの引きだしの中には小さな製品の世界が詰まっています。
レジカウンターの中央には特別な世界観をつくれるパフュームディスプレイボックスを挿入し、壁と同じピンクの左官仕上げを採用。コンパクトながらも落ち着ける店内で、ukaのときめく商品を探しに来てみませんか。
共同設計：sun/archi 矢島輝
所在地：大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1 大丸心斎橋店 本館1階
竣工年月日：2024年
用途：店舗
種別：―
建築面積：―㎡
延床面積：8.89㎡
仕上げ-
内部：
床：ビニルタイル貼り（既存）
壁: 珪藻土左官仕上げt=2（シリカライム Ｓ１）
天井：AEP塗装（既存）
ポール什器：
スチール焼付塗装＋デジタルサイネージ＋手洗いボウル埋込
ディスプレイカウンター：
スチールフレーム焼付塗装＋ガラス天板
レジカウンター：
スチール天板焼付塗装＋幕板珪藻土左官仕上げt=2（シリカライム Ｓ１）
Photo：Katsuhiro Aoki
