【現場いろいろストーリー】2023.10-「梅の木ハウス」階段

階段の上部で90度向きを変える回り階段。元々は踊り場から繋げる計画でしたが1階の天井高を少し高く取ったので、踊り場を45度に分割し2段回りの踏み板に現場で変更しました。

そして、階段框の手前までの施工が終わったところで、今回は階段の最上段にある階段框のプチ取材です。

蹴込板の厚み分を専用の丸鋸で削っていきます。斜めに角度を持った刃が動くと、このように溝が作られていきます。こちらは裏面です。

そして次は滑り止めの溝を表面に作っていきます。

使う道具は専用の工具に変更。溝の幅や深さを何パターンか試してから本番です。

ガイドを着けて横に一直線に溝を削っていきます。

上から見るとこんな感じ。滑り止めの溝が見えますね。

下から見るとこんな感じです。ここに蹴込板がはまります。

蹴込板を先置いてから・・・。

階段框をかませます。蹴込板の厚みと框裏に作った溝がピッタリと噛み合いました。

最後に蹴込板をビス止めし、階段あがり框を接着したら突っ張り棒で一日乾かして完成です。(m.t)