【現場いろいろストーリー】2023.2-「小さな家」基礎ができました

「小さな家」@鎌倉市大町のプロジェクト、基礎コンクリートの打設が始まりました。

「小さな家」は、敷地までの道幅が狭く車では現場に入っていくことができない上に、かなり勾配のある坂の上にあります。

ポンプ車で圧送して敷地までコンクリートを流していきます。

資材や道具なども全て手運びとなりますが、さすがは体力と根性を併せ持つ職人さん!!労力のいる現場でも快活に振る舞う姿にはいつも頭が下がります。かっこいいですね!

基礎の強度を保つ上でも重要な工程である床下基礎配筋工事。捨てコンに記された墨を目印に鉄筋が組み上がりました。

配筋工事が終わると、その検査がおこなわれます。

基礎の周りの立ち上がり部分に型枠を組み、いよいよ基礎の床部分にコンクリートを打設していきます。

数日でベースコンクリートが乾燥したら、基礎内部の立ち上がりの型枠組みを行い、コンクリートを打設します。この時、バイブレーターと呼ばれる振動機を使って、コンクリートをムラなく隅々まで行き届かせます。

コンクリートが強度を発揮するまでの期間は温度によって大きく変わりますが、概ね夏は3日冬は5日以上を要します。そしてコンクリートに十分な強度が出たら型枠を外します。この時、基礎の立ち上がりの位置が柱に合わせられているので間取りがはっきりと認識できる瞬間でもありますね。きれいで堅牢な基礎の完成です!!(m.t)