【イベント】2023.4-SPCの家づくりトークイベントat BBCB

先日開催した「Same Picture Companyの家づくり」についての初のトークイベント。私たちにしか出来ない ”設計の進め方” や “つくり方” についてのお話しをインスタライブで配信しながら、設計施工を手掛けたお店でもある、江ノ電和田塚駅前に佇む庭付き一軒家のベーカリー&レストランBREEZE BIRD CAFE & BAKERYにて開催させていただきましたので、レポートしていきたいと思います。

早速イベント準備に取り掛かる怜と片岡シェフ、入り口にイベントのフライヤーPOPを設置しています。

店内ではレイアウトの変更と撮影機材のセッティング。

そしていよいよイベントの開始です。今回のトークイベントは二部に分けて進めていきます。第一部は2つのテーマを設けた木平と近藤によるトーク、第二部ではBREEZE BIRD CAFE & BAKERYの美味しいビュッフェスタイルの料理とフリードリンクを嗜みながらみんなでワイワイ語り合う、といった構成で行いました。

テーマ1「設計施工でものづくりをする理由」について話を進める木平。近藤と二人で一緒に会社をつくることになったSPC創立の経緯から、チーム全員で横並びでつくることの意味や、つくる人考える人の思いなど、について語っていきます。

「建築業界にはさまざまなジャンルの職種があり、その職種の間には垣根が存在しています。大きな建物をつくる時にはこのジャンル分や垣根が上手く機能しますが、住宅など街の仕事となると同じ価値観をみんなが持っていれば良いのですが、そうでないとこの垣根が上手く機能しないことが多くあります。この垣根をなくして横並びで物づくりをし、関わる人達全員が力を合わせていくには、とにかくコミュニケーションをたくさん取って話をすることがとても重要です。そして、住む人、使う人、にとって一番良い建物をつくることを目指して会社を設立しました。」と木平。

そして、テーマ2「自然素材を使う理由」について議題は変わります。

自然素材といってもたくさんありますが、一つ目の材として「木」について話は進められ、実際に木材のサンプルに触れてもらいながら樹種の違いや特徴を説明していきます。

そして、私たちがとてもお世話になっている北海道の鈴木木材さんの話に移行。ちょうど映像に映っている写真はBREEZE BIRD CAFE & BAKERYで使う材をオーナー様と片岡シェフで選びに行った時のものです。

「資材、材料に関しては出来るだけ産地に足を運んで、自分たちで選んだ材料を自分たちの自社工房で加工しています。私たちは扱う人・加工する人の顔が見えて、想いがきちんと存在しているものを使っていきたい。紅葉樹は扱いが難しいけれど鈴木さんに出会ったことで、広葉樹の表情がそれぞれ違う面白さや魅力が徐々にわかってきた。その時々によって使う樹種も違えば、つくり方も違います。」と近藤。

トークイベントの傍ら、第二部の料理の準備を進める片岡シェフ。

土壁や漆喰壁の話、建材としての和紙の話も終わったところで第一部の会が終わりました。そして近藤の乾杯の音頭を皮切りに、お楽しみの第二部ビュッフェスタイルの時間に移行します!!ワクワク🍷

次から次へと、美味しそうな料理がどんどん運ばれてきます。

サラダ、パン、パスタ、メインのお肉、デザート、などに加えフリードリンク!飲み放題!ビール、スパークリングワイン、ワイン(赤・白)、ウーロン茶、オレンジジュース、赤紫蘇ソーダ、とバラエティーも豊富に揃えていただきました。

参加者の皆様と同席して私たちSPCメンバーも一緒に食事とお酒を楽しみました。とてもアットホームな雰囲気の中、トークイベントでは聞けなかった事なども含め、参加者の皆様といろいろな話をざっくばらんにすることが出来、とても素敵な時間を共有させていただきました。これも偏にBREEZE BIRD CAFE & BAKERYのオーナー様をはじめ、スタッフの方々と美味しい料理があってこそだと感じました。本当にいつもありがとうございます。

最後は恒例の集合写真の撮影で締めくくりたいと思います。このようなイベントに参加してくださった皆様と、イベント会場としてお店を貸してくださったBREEZE BIRD CAFE & BAKERYの方々に心より感謝しています。また第二弾の開催も考えていますので、次回は皆様の参加もお待ちしておりまーす。(m.t)