【建築探訪】2022.7-せんだいメディアテーク

先月、uka様の撮影出張で仙台に行く機会があったので、以前近藤が伊東豊雄建築設計事務所在籍時にプロジェクトで何度か関わったことのある「せんだいメディアテーク」を訪れてきました。

受付にて撮影のルールの説明を伺い、とても親切な担当の方から撮影許可シール(写真撮るの忘れた・・)をいただき館内見学のスタートです。

エレベーターで最上階まで行き、螺旋階段を降りながら各階を順番に見学して行きました。

「せんだいメディアテーク」は、2001年にオープンした複合文化施設。建築の特徴については、私がここで説明をする必要もないのでは?というくらい、もう皆様の方がよくご存知でしょう。

5・6・7階は、スタジオシアター・ギャラリー・オープンスクエア等を有し、各種の展覧会・上映会・ワークショップ等の開催をするスペースになっています。この階には、さまざまな展示物や作品が展示されていましたが、作品などの撮影はNGでしたので写真がなくてすみません・・。

3・4階は仙台市民図書館です。この二つの階は一部を除き、吹き抜けで一体化した空間になっています。

天井から吊り下げているペンダント型の間接照明は、外壁材の吹き付けにより天井面に反射して床に柔らかい光となって到達します。

本棚の間に構造体が露出しているのもかっこ良かったです。

「せんだいメディアテーク」は、美術や映像文化の活動拠点であると同時に、すべての人がさまざまなメディアを通じて自由に情報のやりとりができる公共施設です。地元にこんな施設がある仙台市民の方々がとても羨ましく思いました。(m.t)