【現場いろいろストーリー】2022.7-「高台の家」上棟式

先日の建て方が終わり、翌日の午前中はキム兄とナカジさんでボード張りの作業を進めます。そしてこの後はK様邸の上棟式が予定されています。

今日はK様ご家族にとって、とても大切な日です。私たちSPCスタッフも早めに現場入りし掃除のお手伝いから準備を進めました。

いよいよ上棟式が始まります。棟上げが無事に終わったことへの感謝と、これからの工事の安全や建築後の家内安全を参加者全員で祈願します。

祭壇のお清めお祓いが終わり、四方がための儀に進みます。

お施主様、大工、と順番に通し柱に打ち込みをしていきます。この時、「えいえいえい」の掛け声と共に3回叩きます。この「えい」は「栄」という字で書くそうで、これから住まわれるご家族の繁栄を意味します。

そして、御神酒を全員でいただき、締めとなりました。最後はK様の挨拶と、ご用意して下さったお弁当をみんなでご馳走になりました。とても美味しくいただきました。お心遣いに感謝です。

上棟式は儀式的な側面があるものの、家づくりをしている大工と気軽にコミュニケーションをとれる場でもあり、周りの方への感謝の心を新たにする良い機会でもあります。また、次世代のご家族に想いを繋ぐ意味でも、上棟式は大切な記憶となって残りますね。

上棟式の後はK様ご家族と一緒に資材倉庫に行き、外壁材・巾木・ダイニングテーブルの天板など実際に使う木材を確認していただきました。

この日は上棟式に参加させていただくことができ、改めて身の引き締まる思いとなりました。これから素敵なお家が完成するよう、大工をはじめSPCスタッフ一同、邁進してまいります。K様ご家族の皆様、この度は誠におめでとうございます。(m.t)