【現場いろいろいストーリー】2023.9-プレカット打合せ

新プロジェクト始動!ということで、来月上棟する新しいプロジェクトのプレカット打合せに同行し、恒栄マツモトグループの営業所まで行ってきました。プレカットとは、木材の長さの調整や木材同士を組み合わせる継手や仕口を工場であらかじめ加工することです。昔は現場で職人さんが墨付けに従って手工具で加工していた工程ですが、今はプレカットをすることで工期の短縮が実現しています。

プレカットは今ほとんどの現場で取り入れていますが、打合せに職人(大工)が参加している工務店はどのくらいあるのでしょうか?私たちSPCはつくり手である大工と一緒にプレカットも考えています。実際につくる人が組み易く、つくり易いこと、また、より良い建物に近づけるため構造的な強度を考えながら打合せをしていきます。

キム兄曰く、階段の下やバルコニーの構造が一番想像することが難しい箇所なので、プレカットの打合せの段階で収まりや材の加工の仕方をしっかりと考えておくことが重要になるとのこと。また、この物件はとても大きなお家なので、8mほどの梁の搬入や組み方の方法、また大きなバルコニーの軒の出を出す材のサイズや加工方法などをディスカッションしていきました。

そして、打合せが終わってからはプレカット工場の見学へ。加工の仕方や機材の説明などとても丁寧に熱心に説明をしていただきました。お忙しい中見学をさせていただきましてありがとうございました!やはり、熱い想いを持っている方々との“ものづくり”は気持ちが入りますね。 (m.t)