【現場いろいろストーリー】2023.10-「梅の木ハウス」バルコニーの手摺

梅の木ハウスには、サウナや水風呂を設えているスペースに加えて、他の居室からもアクセスできるような広いバルコニーがあります。

今回はバルコニーの手摺を鍛冶屋さん(通称:かまじい)に制作をお願いしました。

デザインの打ち合わせのため、事前にかまじいの工房へお邪魔した様子です。かまじいは建築にまつわる多様な鉄製品の制作や現場での溶接・設置に加えて、インテリアなどに関わるプロダクトの制作も行っています。

今回は、プロダクトの制作も幾つかサンプルをお願いしてきましたので、今後のSPCの住設ラインナップにてお披露目ができるかと思いますのでお楽しみに!そして、最後はお決まりの記念写真を撮らせていただきました。

さて、話は現場に戻ります!デザインの依頼から月日は流れ、いよいよアイアンの手摺が完成したので搬入と施工が始まります。

手すりの取り付け前にキム兄が天場の表面をサンダーで綺麗に整えます。自分が行った仕事の次に作業をされる職人さんが気持ちよく仕事ができるようにバトンを繋ぐことはとても大切なことですね。

この日の「梅の木ハウス」の現場には、大工・タイル屋さん・塗装屋さんがそれぞれ自分の持ち場で作業をされていましたが、荷揚げのタイミンを見て自主的に“手伝いますよ!”、“みんなでやろう!”と、総出で荷揚げのヘルプをしてくださいました。もちろん、木平もガッツリ作業に参加します。

現場がひとつのチームとなってお互いを助け合う姿、なんて素敵な現場なのでしょうか。見ていて勝手に感動をする私がいました!現場の雰囲気が良いと、お仕事をしてくださる職人さんも自然と現場に気持ちがは入り、結果的に良い建物が出来上がると私は感じています。素敵なお家になってね(願)

無事にバルコニーへの荷揚げが完了し、この先はかまじいの作業になっていきます。

仮置きをしてから設置場所の細かな位置を決めていきます。

水平・垂直を確認します。

クランプで固定した後ビス打ちで止め、二つの部材の接合部分を溶接でジョイントしたら完成です。

塗装壁とウッドバルコニーとの相性も素敵になりそうですね。

外壁の塗装とウッドバルコニーの施工はこれからですが、また追ってレポートしていきますのでお楽しみに!(m.t)